35周年記念キャンプ(8月14日~18日)
今年は178団の35周年記念の年。そこで今年は、記念キャンプとして愛媛県『しまなみ海道』の大三島へ行ってきました。
広島県の尾道から愛媛県の今治までをつなぐ『しまなみ海道』は、島々を結ぶ全長約70キロの海の道です。この「海の道」をサイクリングで走ってみよう! というのが今回の35周年記念キャンプの大きな目標でした。
この日のために、自転車の安全訓練を受けたり、四国の地理・歴史を学んだり、準備を万全にして臨んだスカウト達。ドキドキわくわくを胸に、夜行バスで東京を出発しました。
大三島の宿泊先は「しまなみふれあい交流館」。廃校になった中学校の校舎を改築した宿泊施設です。
荷物を置いて一息ついた後、お隣の大久野島へフェリーで渡ります。大久野島は島内に野生のウサギが700羽もいることで有名な島。歩いていると、そこかしこにウサギさんが昼寝をしていました。
キャンプ一日目は、すぐに宿舎に帰って夕食。夜行バスの疲れを癒すために早く休みました。
二日目は、村上水軍博物館と潮流体験を挟んだサイクリング・デーです。シニアとレンジャーは朝5時に起きて出発し、しまなみ海道のたくさんの橋に挑戦。ジュニアは多々羅大橋へ。ブラウニーは大三島の海を堪能しました。
この日の夕食作りはジュニアが担当。サラダパスタと鶏手羽元のマーマレード煮です。
三日目はあいにくの空模様。天気とにらめっこしながら自転車で出発した各部門でしたが、なんと、途中の道のりでゲリラ豪雨に遭遇。しかし各部門とも「そなえよつねに」の精神を胸にレインウェアを着て待機。雨雲レーダーを読みながら活動を変更してしのぎました。
激しい雨も夜にはすっかりやんで、綺麗な星空が出てきました。キャンプファイヤーにはうってつけの天気です。シニア・レンジャーのお姉さん達から教わった歌、覚えられたかな?
それぞれの部門のスタンツもとっても面白くて、あちこちに笑いが巻き起こっていました。
ファイヤーの後は、35周年記念の「35」の灯を見つめながらスカウツオウン。そして、満天の星空を眺めながら流れ星に願いを込めました。
最終日は「伯方の塩」の工場見学と大山祇神社詣です。
神社を詣でたのち、大三島バスストップに戻ってお弁当を食べて福山駅から新幹線で帰京でした。帰りの新幹線では疲れて眠るのかなと思っていたスカウト達。ところが予想を裏切って元気いっぱい! 笑顔で帰宅しました。雨に降られたりキツいこともあったけど、たくさんの思い出が出来たかな?