夏キャンプ–四尾連湖(8月19日~22日)

ガールスカウト東京都第178団の今年の夏キャンプは、山梨県の四尾連湖で行いました。

調布からバスで2時間半ほどで、山の中腹の静かな四尾連湖に到着。美しい湖のほとりで、ブラウニーは舎営、ジュニアとシニア・レンジャーはテントを建ててキャンプ場設営をしました。

まずはバスから降ろした荷物を、キャンプ場まで運びます。四尾連湖水明荘の入り口から、湖の対岸のキャンプ地までは500mほど。湖の外周をぐるりと周ってテントや炊工具を運びました。

湖を眺めながら歩いて荷物を運びました

湖を眺めながら歩いて荷物を運びました

ブラウニーも一輪車でよいしょ! 重い荷物もなんのその!

ブラウニーも一輪車でよいしょ! 重い荷物もなんのその!

荷物を運んだら、お昼のおにぎりを食べてさっそく設営にとりかかります。
6月と7月に練習したテント建て。みんなで声を掛け合って建てます

6月と7月に練習したテント建て。みんなで声を掛け合って建てます

ジュニアがテントを建てている間、ブラウニーはパトロール旗を作ります

ジュニアがテントを建てている間、ブラウニーはパトロール旗を作ります

シニア・レンジャーとリーダーで竹のテーブル作りです。角しばりをしっかりと

シニア・レンジャーとリーダーで竹のテーブル作りです。角しばりをしっかりと

キャンプ場設営完了です!

キャンプ場設営完了です!

設営が完了したら、すぐにジュニアは夕食作りです。1日目の夕食は、山梨県の郷土料理の「ほうとう」でした。
火おこし係と調理係にわかれて手早く。にんじんはスムーズに切れたけど、カボチャが固くて難しい!

火おこし係と調理係にわかれて手早く。にんじんはスムーズに切れたけど、カボチャが固くて難しい!

ゆでトウモロコシもつけて、1日目の夕食完成です

ゆでトウモロコシもつけて、1日目の夕食完成です

夕食後は、四尾連湖在住70年(!)の水明荘オーナーの方より「四尾連湖の昔話」をうかがいました。
「四尾連湖、という珍しい名前はどうしてつけられたのですか?」「どんな魚が住んでいるのですか?」などの質問に、ひとつひとつ丁寧にお答えいただきました。どうもありがとうございました!
昔は電気もガスも水道もなかった、という話にみんなが驚いていました

昔は電気もガスも水道もなかった、という話にみんなが驚いていました

キャンプ2日目の朝食は、ご飯、みそ汁、納豆、野沢菜漬け。「これぞ日本の朝食」というメニューです。
ジュニアはご飯の炊き方が上手になりました

ジュニアはご飯の炊き方が上手になりました

わかめとお麩とネギのみそ汁も美味しかった!

わかめとお麩とネギのみそ汁も美味しかった!

午前中はジュニアは竹のクラフト、ブラウニーはキャンプ場主催のお話会に参加しました。竹の食器棚、上手に作れるかな?

午前中はジュニアは竹のクラフト、ブラウニーはお話会に参加しました。竹の食器棚、上手に作れるかな?

午前中に作っておいたおにぎりを食べたら、午後からはいよいよお待ちかねのカヤックです。
しかし、おにぎりを食べている最中に小雨が降りだし、雲がだんだん厚くなってきました。「中止になるかも?」と心配したのですが、天候を見た講師の方のGOサインが出て、いよいよカヤック体験が始まりました。
雨もなんのその、元気にカヤックを漕いで水鉄砲対決! あちこちで歓声があがっていました

雨もなんのその、元気にカヤックを漕いで水鉄砲対決! あちこちで歓声があがっていました

みんなで集まって「せーの」で水鉄砲発射! 全員、とってもイイ顔です!

みんなで集まって「せーの」で水鉄砲発射! 全員、とってもイイ顔です!

この日の夜はキャンプファイヤーです。シニア・レンジャーが司会進行役となって、ブラウニーやジュニアを盛り上げました。
点火は、団委員長が武田信玄に扮して「風林火山」の旗を持ったブラウニーと一緒に行いました。
シニア・レンジャーがブラウニー・ジュニアに、たくさんの歌と踊りを伝授しました

シニア・レンジャーがブラウニー・ジュニアに、たくさんの歌と踊りを伝授しました

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スタンツのテーマも「風林火山」。4つのパトロールが「風」「林」「火」「山」をテーマにアイデアいっぱいのスタンツを行いました。

3日目は、早朝登山の予定だったのですが、雨で足元が悪くなったため中止して、湖一周の散策を行いました。静かな湖面を見ながらのスカウツオウン。
午後になって天候が回復してきたので、予定していたおやつ作りとスイカ割りを行いました。

ブラウニーが作ったおやつは「フルーツパンチ」。リンゴやパイナップルを切りました

ブラウニーが作ったおやつは「フルーツパンチ」。リンゴやパイナップルを切りました

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スイカ割り。「もっと右!」「あと一歩左!」と周囲から声が飛んでいました

スイカ割り。「もっと右!」「あと一歩左!」と周囲から声が飛んでいました

翌日から台風が接近する予報が出ていたので、昼前にはテントを畳み荷物を整理していたのですが、夜になっていよいよ上陸が確実な模様になってきました。そこで、水明荘さんのご厚意により駐車場に近いロッジに移動させていただくことになりました。
夜の移動はかなり大変でしたが、おかげで大雨の影響なく撤収作業ができました。

翌朝は、雨風が強くなる中、ロッジの軒下をお借りして閉所式を行いました。そこで、お世話になった水明荘の方に記念の盾をお渡ししました。

湖を散策した時に拾った木の実や木の葉で飾った記念の盾。全員で書いたコメントカードを貼りました

湖を散策した時に拾った木の実や木の葉で飾った記念の盾。全員で書いたコメントカードを貼りました

本当にお世話になりました。ありがとうございました!

本当にお世話になりました。ありがとうございました!

最後は友達の輪。みんなそれぞれが成長したキャンプでした

最後は友達の輪。みんなそれぞれが成長したキャンプでした

帰りのバスは、予定どおり桔梗屋工場見学へ。信玄餅工場を見学して帰途につきました。

帰路は台風上陸中で悪天候の道のりでしたが、みんな元気に調布に帰ってきました。
足元が悪い中お迎えにこられた保護者の方々、どうもありがとうございました。