ワールドシンキングディ(2月18日)


毎年2月22日はガールスカウトにとって特別な日、ワールドシンキングディです。

ガールスカウトの創始者であるベーデン=ポウエル夫妻の誕生日を祝って、世界中のガールスカウトがこの日に様々な活動をしています。

178団は、今年も2月22日にいちばん近い日曜日にワールドシンキングディの活動を行いました。

毎年「世界の様々な文化を知る」「世界のガールスカウトの活動を知る」「世界のガールスカウトとつながる」ことをテーマに楽しく活動しています。

今年は、海外体験を持つ保護者のお2人に、それぞれの国の文化や言葉のお話をしていただきました。

まずはじめに、「ベルギー」に住んでいたお母様からお話をうかがいました。

ベルギーでは、北と南で話す言葉が違うそうです

同じ国の中でも、北部はオランダ語が公用語で、南部はフランス語が公用語のベルギー。同じ場所もオランダ語とフランス語でまったく違った地名になるので、北から南に行こうとすると迷ってしまう、というお話でした。
また、歩いて国境を越えられるしパスポートもいらないんですよ、という、ヨーロッパならではのお話も興味深いものでした。

次に、「グアテマラ」出身のお母様からお話をうかがいました。

まず、グアテマラの国旗の意味を教えてもらいました

グアテマラ国旗の両側の水色は「太平洋と大西洋の海」を、中の白色は「平和と純粋さ」を表しているそうです。
戦争が続いていたグアテマラが独立し、平和を手に入れた年に作られた国旗には、独立した年と自由の象徴の鳥「ケツァール」が描かれています。
国旗の意味をうかがい、次にグアテマラの素敵な織物を見せていただきました。
どれも緻密で美しく、色鮮やかで見とれてしまうほど! とっても素敵でした!
また、グアテマラの主食のとうもろこしのトルティーヤのお話や、公用語のスペイン語も教えていただきました。
「やあ!」
¡Hola!(オラ)
「こんにちは」
Buenas tardes.(ブエナス タルデス)
「ありがとう」
Gracias.(グラシアス)
など、みんな練習して言えるようになりました!

世界のお話の後は、楽しいガールスカウトゲームの時間です。

「ガールスカウトかるた」では、ワールドセンターに関するクイズかるたで盛り上がりました。

さて、サンガムはどの国にあるでしょう? 早いもの勝ちです!


「ガールスカウトすごろく」では、ブラウニーが作ったすごろくに、4組がサイコロを振って挑みました。

日本から出発して、世界各地のワールドセンターを回って日本に戻ってくる、「ガールスカウトすごろく」です

「インドでカレーを食べ過ぎた! お腹を壊して3つもどる」など、ブラウニーが考えたすごろくはユーモアたっぷりであちこちから笑いがおこっていました。

今年のシンキングディも、みんな楽しく過ごせましたね!