3月13日(日)は、今年度の活動の締めくくりである活動発表会を行いました。
ブラウニー、ジュニア、シニア・レンジャーが今年の活動を振り返り、全員の前で発表します。
司会は三年生ブラウニーのパトロールリーダー。やくそくや歌の指揮などを、しっかりとこなすことができました。

司会のブラウニーの「旗に向かって、礼」に、全員で。少し緊張の面持ちです
はじめは、ジュニアの発表から行いました。

一年間の活動について、一人一つずつ分担を決めて発表します。六年生スカウトは都連盟の「六年生の集い」の報告をしました

ブラウニーは、楽しい歌に合わせて「春・夏・秋・冬」の活動の絵を書いて発表しました
シニアは全国キャンプや南関東ギャザリングの詳しい報告を行ってもらいました。


忙しい部活のスケジュールを縫って、積極的にキャンプやギャザリングに参加してがんばりました!
結団35周年の本年度は、スカウト数も増加し、充実した活動を行うことができました。皆さまの温かいご協力のおかげと感謝しております。
どうぞ、来年度もスカウト達の成長を見守ってください!
2月21日(日)は、世界中のガールスカウトが一斉に活動する日、『ワールドシンキングディ』でした。
今年のシンキングディのテーマは「つながる(Connect)」というもの。
そこで今年は、近隣の府中市にある東京外国語大学の学生ボランティアの方にお手伝いをお願いして、「世界とつながる」というテーマで活動を行いました。
ボランティアに応募していただいた学生さんは、英語専攻の池田さんとポーランド語専攻の神保さん。そして、なんと、池田さんはガールスカウト千葉県第20団のリーダーをされている方でした!

池田さんには、英語圏であるオーストラリアにまつわるお話と、楽しい歌を教えていただきました
はじめに、池田さんに企画していただいたプログラム「オーストラリアと千葉県第20団と “つながる” 」です。
まずは、オーストラリアの鳥の歌「クッカバラ」を、みんなで一緒に歌った後、オーストラリアの国紹介をしていただきました。
オーストラリアに住む動物たちの写真を見ながら「これは何という名前の動物ですか?」という質問コーナーでは、”コアラ”と”カンガルー”は全員一致で大正解しながらも、ワラビーやウォンバッドは少し自信がなさそう?でした。みんなが名前を覚えたら、その動物が出てくる歌「Cuddly Koalas」を歌って踊りました。”カンガルー”のところでは、歌いながらぴょんぴょん飛び跳ねたりと、元気いっぱいのスカウト達でした。
その後、千葉県第20団と相互交流をしているオーストラリアのガールガイドの仲間に「英語で自己紹介シート」を書きました。

英語と日本語で、「自分の名前」と「好きなもの」を書きます

ブラウニーも英語で自己紹介。がんばって書きました!

レンジャーはサラサラと英語でお手紙。さすがです!
この自己紹介のお手紙は、池田さんが第20団へ持ち帰られました。そして、3月末にオーストラリアのガールガイドの仲間が千葉県に交流にみえた時に、お手紙を渡してお返事を書いてもらい、178団に送ってくださることになりました。
千葉県第20団と、オーストラリアの仲間たちと、お手紙で「つながる(Connect)」ことができて嬉しいですね!
次は、ポーランド語を専攻されている神保さんのプログラム、「ポーランドと “つながる” 」です。

「マム ナ イーミエン ○○(私の名前は○○です)」 さあ、言ってみましょう!
まずは、ポーランド語での自己紹介を教えていただきました。「私の名前は○○です」という言葉、「マム ナ イーミエン ○○」を教えていただき、一人ひとりが自己紹介をしました。みんな、なかなか上手に言えていましたよ!

ポーランドについて一人ひとつ調べたり質問したりしたことを、付箋に書いて地図に貼っていきます
次は、「ポーランドについての質問コーナー」です。日本ではあまり馴染みのないポーランドの事を知るために、ブラウニーは事前活動で、ジュニアは家庭で、ポーランドについて「一人ひとつ」を調べたり、質問することを考えてきました。それを付箋に書いてポーランドの白地図に貼り付けたものを見ながら、神保さんからポーランドのあれこれを教えていただきました。

ポーランドの民族衣装について調べた事を発表しています
「ポーランドに季節はあるの?」「ポーランドの人口は?」「どんなお家に住んでいるの?」「景色はいいの?」などの質問が出ましたが、みんなの興味はなんといっても「ポーランドでは何が美味しいの?」です。

ポーランドの食べ物が載っている本を見ながら説明していただきました。みんな、興味深々です!
最後は、日本とオーストラリアとポーランドを「つないだ」世界地図の上に、コインを並べて「シンキングディ “つながる” ファンド」の募金です。

「マム ナ イーミエン ○○」と、ポーランド語で自己紹介しながら、一人ずつ募金をしていきました

—おわりに—
東京外国語大学の池田さん、神保さん、このたびはご協力ありがとうございました。
はじめに東京外国語大学ボランティアサークルVOLASの方々に”つながる”ことから、このシンキングディの活動が生まれました。
そして、そこから千葉県第20団と”つながり”、オーストラリアのガールガイドの仲間と”つながり”、ポーランドを身近に感じ”つながる”ことができました。
このよいご縁をいただいたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!
ガールスカウト東京都第178団一同
2月14日(日)は、ジュニアで「インターネットの使い方を知ろう!」というプログラムを行いました。
調布市にある電気通信大学の教室をお借りして、情報基盤センター准教授の土屋英亮先生に、インターネットの「はじめの一歩」を教えていただきました。
今や、生活になくてはならない存在となったインターネット。
学校でも調べ学習などに積極的に取り入れられていますが、その仕組みや付き合い方については学習する機会が少ない、ということで、専門家の方に講習をお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。

1人1台のノートパソコンを前にちょっと緊張ぎみのスカウトたち

インターネットとはどんなもの?
まずは、「インターネットとはどんなもの?」という質問があり、スカウトたちは「調べ学習に使う」「YouTubeを見る」「メールする」など、自分が経験した使い方を答えていました。

思いついたインターネットの使い方をメモしていきます
その後、土屋先生から「こんな使い方もありますよ」という例で、Googleストリートビューや、スカイプでの映像通話(自宅にいる団委員長とパソコンの画面で会話)などを見せていただきました。スカウトからは「すごいね!」「いろんな事ができるね」という声があがります。

パソコン以外でも携帯電話やスマートフォンでインターネットができる、というお話に続きます
小学生から携帯電話やスマートフォンを持つ児童が多い現在、安全・安心にインターネットを使うには何を気を付けたらよいのか? を、実際に使ってみることで学びます。

ここでは掲示板でのチャットを体験してみます
キーボードの入力に四苦八苦しながらも、自分のパソコンから入力した文章がすぐに掲示板の画面に出てくることに、驚きの声があがっていました。
その後も、チャットを体験しながら「メールもチャットもコミュニケーションのひとつ」、「顔が見えないからといって、人を傷つけるようなことを言ってはいけない」、「インターネットの情報は正しいものばかりじゃなくて間違っていることもある」など、インターネットとの付き合い方やマナーを一つ一つ丁寧に説明していただきました。
インターネットとの付き合いが始まったばかりのジュニア世代にとって、とても有意義な活動になったのではないでしょうか。
電気通信大学の土屋先生、どうもありがとうございました。
2月7日(日)は、6年生のお別れ集会として相模湖プレジャーフォレストへ行きました。
晴天に恵まれましたが、湖の近くということで寒さを感じましたが、
スカウトたちはアスレチックで大はしゃぎでした。
20個以上あるアスレチックをみんなで協力しながら、チャレンジしていました。
遊ぶ時間はたっぷりとったはず?ですが、帰る時間に声をかけた時は、「もう終わり~?」と
まだまだ遊び足りない様子でした。


2016年1月24日(日)、178団全部門のスカウトと保護者によるイベント「親子運動会」が行われました。
競技の企画・運営・準備すべてをスカウトが自分たちで行う運動会。
開会式も、もちろんスカウトが担当します。ジュニアの副パトロールリーダーが代表として開会宣言を行い、ブラウニーのパトロールリーダーが選手宣誓をしました。
チームは全部で6チーム。スカウトの全部門縦割りパトロールが3チームと、お母さんパトロールが2チーム、お父さんパトロールが1チーム、合計6チームで得点を競います。
第1競技は、シニア部門が考えた「スカウト焼き」。2人のスカウトが背中合わせになって、どら焼きのあんこみたいにバスケットボールを挟んで走る競技です。身体の小さいブラウニーも、途中で何度も落としながらがんばって走りました。
第2競技は、ブラウニーの柿パトロールが考えた「きつねとガチョウ」というゲームです。
6チームからそれぞれガチョウを捕まえるきつね役を1人選び、他のメンバーは肩に両手をかけてガチョウの行列を作ります。きつねが他チームの先頭ガチョウを捕まえればポイントになる、というゲームです。
大人も子どもも本気で逃げ回り、2回戦が終わるころにはすっかり息が切れているメンバーも(息が切れているのは全員大人でした…スカウト達は元気です!)。
午前の部の最後の競技は、ジュニアのオリンピックパトロールが考えた「2人3脚リレー」です。
2人3脚で走り、途中でくじを引いて「○」が出たら近道コース、「×」が出たらまわり道コースを走ります。最後に障害物のロープを越えてバトン替わりの足紐を渡します。

2人3脚リレーのルール説明中。途中でくじを引くのがポイントです。

足紐を結んだら、位置についてヨーイドン!

お母さんたちもがんばって!
2人3脚で息を合わせることで、スカウトも大人も一体感で笑顔でがいっぱい。お弁当の時間には、みんな一緒になっておにぎりを頬張りました。
普段はなかなかコミュニケーションがとれない保護者同士の会話も弾み、笑いにあふれたランチタイムでした。
午後の部はジュニアのだんごパトロールが企画した「障害物リレー」です。

平均台を渡って…

マットででんぐり返し!

「団委員長! がんばって!」とのかけ声が
平均台、マット、縄跳び、ドリブル、回転の障害物リレー。子どもは軽々と、大人は必死に!バトン替りのシュシュを繋ぎました。

アンカーがゴール! やったぁ!
午後の部第2競技はブラウニー猫パトロールの「手つなぎ鬼」。大人も童心にかえって懐かしい鬼ごっこを楽しみました。

手つなぎ鬼のルール説明をするブラウニー

大人も子どもも、さあ、逃げろ!
最後の競技はシニア部門が企画した「Let’s run together」です。
さすが中学生、競技名も英語でカッコよく!

「ルールは「借り人競争」です。走って紙を拾って、その紙に書いてある人を連れて一緒にゴールしてください」

借り人と一緒にダッシュ!お父さんがんばって!
楽しい競技が終わり、結果発表と閉会式。閉会式では、団委員長が集まってくださった皆様に感謝の言葉を述べました。
スカウト達だけではなく、保護者の方々も楽しい時間を過ごすことができたのではないでしょうか。大人も子どもも笑顔で、最後は「友情の輪」で締めくくりです。

参加者全員で、体育館いっぱいの「友情の輪」です
スカウト達は企画・運営・進行と、よくがんばりましました。どれも楽しい競技でとても良かったです。
保護者の皆さま方もご協力ありがとうございました。スカウト達の普段の活動の様子を少しでも垣間見ることができたのではないでしょうか。
またこのような交流イベントを開催したいと考えています。どうぞお楽しみにお待ちください!

参加賞は「ガールスカウト月餅」でした。三弁章に「そなえよつねに」のマークが入っています。美味しかったですね!
ガールスカウト東京都第178団の2016年の幕開けは、多摩川での「どんど焼」から始まりました。
昭和61年にボーイスカウト狛江第1団が開催して始まった「どんど焼」は、平成4年より場所を多摩川河川敷に移し、地元の和泉多摩川商店街振興組合の協賛を得て、毎年1月第2日曜日に開催されています。
今年はこの「どんど焼」に、狛江を拠点とするガールスカウト東京都第22団からのお招きで参加させていただきました。

お正月の松飾などを積み上げた大きな御焚き上げを前に、開幕のセレモニーです
高さ10mはあろうかという大きな御焚き上げを積み上げたのは、狛江各団のボーイスカウトということです。

積み上げた松飾の先には、ちょうちんがぶら下がっていました

宮司様のお祓いの後、狛江のボーイスカウト代表の点火です。大きく立ち上る炎に歓声があがりました
大きな御焚き上げは激しい炎をあげて燃え、会場は一気に熱が上がってきます。点火前は寒さに震えていたスカウトたちも、「熱いね!」と言いながら上着を脱いでいました。炎が回ってほどなく松飾の先のちょうちんが燃え落ち、その後15分ほどで下火になってきました。下火になったところで、その火でお餅などを焼いて食べるのが伝承行事のどんど焼です。

竹の先にお餅や干し芋をつけて、熾火で炙ります

ガールスカウトらしく、マシュマロも焼きました。サモア、美味しいね!
初めてのどんど焼を体験して、多摩川河川敷で思いっきり身体を動かして、2016年の幕開けも元気いっぱいの178団です!

初めての羽根つきにチャレンジ。思ったよりもずっと難しかったです!
ガールスカウト東京都連盟では、毎年12月にユニセフ募金の活動を行っています。
ここ数年は、天皇誕生日の12月23日(祝)でしたが、今年は12月5日(土)。178団は渋谷駅の南口付近で募金を行いました。
年の瀬の渋谷を歩く方々に、大きな声で呼びかけるスカウト達でした。
寒さに負けず、一時間、募金活動がんばりましたね!


外国人旅行客の方に記念写真をお願いされました。ピース!

募金終了後、ユニセフの方より表彰状を頂きました。また来年もがんばります!
11月22日は、ジュニア部門のGブロック交流会ということで、多摩市の鶴巻西公園に行きました。
今回の交流会のテーマは「スポーツラリー」。
Gブロック全てのジュニア部門のスカウト混成で6つのパトロールを作り、パトロール対抗ミニ運動会を行いました。
曇り空で寒い天候でしたが、スカウト達は元気いっぱい! 団体競技も個人競技も張り切ってがんばりました。

キャンプ用の食器スプーンにピンポン玉を乗せてリレーする「ピンポンリレー」のスタートです

団体競技の「大縄跳び」。タイミングを合わせて「せーの!」。何回跳べるかな?

ランチタイムでは、各団のスカウト達が交流を深めていました
優勝したパトロールにはキャンディレイが配られました。「いいなぁ!」と他のスカウト達。優勝したパトロールのスカウトがもらったキャンディを他の子に分けてあげる姿なども見られ、和気あいあいと会場を後にしました。楽しかったね!
11月8日は、調布市主催の『秋の多摩川クリーン作戦』に、清掃ボランティアとして参加しました。
当日はあいにくの小雨模様でしたが、178団はボーイスカウト調布3団と現地で合流して、ボーイ隊のスカウト達と一緒にごみを拾いました。
土手沿いのベンチ周辺が一番ごみが多く、お弁当やパンの空き袋、空き缶、タバコの吸殻などなど、40リットルのごみ袋がいっぱいになりました。
雨で寒かったけど、みんながんばりました。ふるさと調布の大切な自然・多摩川をきれいにすることができました。
多摩川清掃活動が終わった後は、ボーイスカウト調布3団と一緒に調布たづくりまで合同ハイク。
たづくりに到着後、工作室でガールとボーイの交流会を行いました。

ボーイスカウトとガールスカウトの成り立ちをスライドで。ベーデン=パウエル夫妻について一緒に学びます
「そなえよつねに」は、ガールもボーイも共通。「やくそく」や「おきて」などの内容もとても似ていることを知り、スカウト達からは「へぇ~!」という声があがっていました。

フリップを使ってガールスカウトの活動紹介をしました。三弁章の意味を説明しています
活動紹介の後は、お互いのキャンプ写真のスライドショーや、キャンプファイヤーの歌をみんなで歌ったり踊ったり。「バナナ」や「おたまじゃくしはカエルの子」の歌と踊りでは、ガールからもボーイからも笑いが巻きおこり、とても楽しいスタンツ大会になりました。
ボーイスカウト調布3団ボーイ隊のみなさん、楽しい時間をありがとうございました!
10月18日(日)のジュニアの活動で、八王子にある磯沼牧場の見学に行ってきました。
最初に話を聞いた時「東京に牧場があるの?」と驚いていたスカウト達。一体どんな所なのか、わくわくしながら調布を出発しました。
向かった先は京王線の山田駅。到着して住宅地をしばらく歩くと、緑がいっぱいの風景に変わります。

森と畑の間の坂道を下ると、牧場の入り口です。 放牧されている牛がひょっこり顔を出していました。

おそるおそる牧草をあげるスカウト。うわぁ食べてる!と歓声が
生まれたての赤ちゃん牛の牛舎から始まって、放牧場をぐるりと一周回るガイドツアーを見学した後は、いよいよ乳しぼり体験とバター作りです。

ジャージー牛の乳しぼり体験。手で受けたミルクは温かくていい匂いがしました!

搾りたてのミルクから抽出した生クリームを瓶に入れて、シェイク!シェイク!

固まったバターをギュッと搾って水分を出していきます

作ったバターをクラッカーに乗せて試食。「美味しい!」あっという間にペロリです。
牧場見学ツアーを終えて、乳しぼりをして、すっかり気分はカウガールのジュニアでした!