世界スカウト機構(WOSM)とガールガイド・ガールスカウト世界連盟(WAGGGS)が、2021年のノーベル平和賞にノミネートされました。
100年以上にわたり、世界中の青少年に「人に役立つ力」「平和を作りだす力」をつけるよう支援をしてきたことが評価されました。
栄誉あることですね!
☆ガールガイド・ガールスカウト世界連盟(WAGGGS)公式ページよりhttps://www.wagggs.org/en/news/guiding-and-scouting-movement-nominated-nobel-peace-prize/?fbclid=IwAR1qVyejl9vZspGDdfu3qX1w4o3C6sRhGMd49cbLKJdihC6o4VQb075MVUw
【ガールスカウトって?】タブの中の「保護者の意見/スカウトの意見」のページを更新いたしました。
178団の保護者の方々と、所属する現役ガールスカウトの両方にアンケートを行い、保護者の方々には「入団後のお子様にどういう変化があったか」、現役ガールスカウトには「入団を考えている人にガールスカウトの良さを教えてください」という質問に答えていただきました。
ガールスカウトへの入団をご検討の際の、参考にしていただければ幸いです。
ガールスカウト日本連盟では、文部科学省「子供たちの心身の健全な発達のための子供の自然体験活動推進事業」をうけ、全国各地で「自然活動体験会」を開催しています。
178団もこの事業に協賛し、11月8日(日)、深大寺かに山キャンプ場にて、【チャレンジチェンジガールスカウト・調布で野外体験をしよう!】を開催いたしました。
この【チャレンジチェンジガールスカウト・調布で野外体験をしよう!】は、見学に来た子ども達とガールスカウトが一緒に野外で楽しくポイントラリーをしながら、ガールスカウト活動を体験してもらうイベントです。
☆ロープのめいじん ☆はかってみよう ☆キムスゲーム ☆ひおこしめいじん という4つのポイント地点をクリアして、終わったら「ひおこしめいじん」のおき火で「焼きマシュマロ」のごほうびがあるよ! というポイントラリーでした。
たくさんの子ども達が体験に参加して、ガールスカウトと一緒になってポイントラリーを楽しみました。
「ロープのめいじん」では、本結びにチャレンジです!
テントに入ってポイントクリア。初めてテントに入った! というお友だちも多かったけど「ここで寝てみたい!」と大人気でした
自然がいっぱいのかに山キャンプ場には、こんな急な崖も。子ども達は木の根っこを伝って上手に上まで登っていきます!
ポイントラリーのスタンプが全部集まったら「ごほうび」の焼きマシュマロ。「美味しいね!」とみんな笑顔でした!
2020年のガールスカウトの活動は、2月末からのコロナ渦による活動休止から始まりました。
楽しみにしていたワールド・シンキング・デイも、活動報告会も中止。
入団式・フライアップ式も延期となる中、手探りで始めたZOOMオンライン活動やステイホームバッジへの取り組み。
そんな試行錯誤を経て、9月6日にようやく入団式を行うことができました。
2月からずっと会えなかった仲間たちに、半年ぶりに会うことができた子ども達の笑顔を見て、保護者も団委員もリーダーも、感無量の思いがこみ上げてくる入団式でした。

人数を制限するため、部門ごとに行った入団式。何もかも異例でしたが、「やくそく」をしっかりと言うことができました。入団おめでとう!

今年はレンジャーが増えて7人になりました!
ステイホーム中に頼もしかったのは、シニアレンジャーでした。
ZOOMやLINEを使いこなし、オンライン会議に参加したり動画を作成したりと、ポストコロナ時代のガールスカウト活動のかたちを模索しています。178団は「次世代のガールスカウト」に大いに期待していますよ!
2020年の178団は2月末より活動を休止し、緊急事態宣言が出た4月からはZOOMやLINEによる「オンライン活動」に取り組みました。
リーダーも、子ども達も誰もが初めての「オンライン活動」。
ZOOMの使い方から始まって、オンラインでどんな活動ができるの?というところからの試行錯誤が3ヵ月続きました。

ジュニア部門では、オンラインでのパトロール決め、〇×クイズやゲームなどを行いました。
ブラウニー部門は、「おうち借り物競争」で盛り上がりました。
リーダーが「せんたくバサミ」と書いた紙を見せると、みんな一斉にお家の中を探して、画面の前に持ってきます。
早く持ってきた人が一等賞!
シニアレンジャー部門は、流石でした。
いちはやくLINEグループを作り、オンラインでのやりとりをはじめZOOM会議で課題に取り組みました。
この経験を今後の社会で活かしていきたいですね!

ガールスカウト東京都第178団は、2019年度において会員数が増加いたしました。
緑豊かな調布市を拠点として、自然と触れ合う野外活動を活発に行っている178団に興味を持ってくださる方が多く、野外活動の体験見学を通じて入団された方も多くいらっしゃいました。
今年度は、春から活動の自粛を余儀なくされておりますが、秋から本格的に野外活動を始める準備を着々と進めています。
これからの活動再開にあたって、随時情報を発信していきます。どうぞもうしばらくお待ちください!
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ガールスカウト東京都第178団は、1980年に調布市で創立し、今年で40周年を迎えました。
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今年度は「40周年」にちなんで、シニアレンジャーが「40」をキーワードにして活動計画を立てています。
対面での集会が難しい今、ZOOMやラインで話し合ってこれからの活動計画を立てるのも、シニアレンジャーにとっては今だからこそできるよい経験なのではないでしょうか。
次の50周年に向けて、みんなで新しいガールスカウトのかたちを作っていきましょう!
2019年にオーストラリアで大きな被害をもたらした森林火災を知っていますか? この大規模森林火災を支援するために、ガールガイド オーストラリア連盟(オーストラリアのガールスカウト)では「森林火災支援ワッペン」の購入を呼び掛けています。
このワッペンは、世界中のガールガイド、ガールスカウトが2019-2020年のオーストラリア森林火災をサポートしたことを示すために特別にデザインされました。
このワッペンの販売金額の全額は、ガールガイド オーストラリア連盟の設立したオーストラリア森林火災緊急基金(The Australian Bushfire Emergency Fund)に寄付されます。
森林火災は何故起きたのか? 私たちに何かできることはないだろうか? ということを考えるために、森林火災と気候変動の影響についてとても分かりやすく説明した資料をぜひご覧ください。※ガールスカウトのKotoe Kurodaさんが作成した資料です。
【森林火災と気候変動】
ココからダウンロード!↓↓
https://drive.google.com/drive/folders/1RbRuE4sZAuWMnwqYH8iTrnRD1qwT9j-q?fbclid=IwAR2KFO9wl6CK4hABQdJ4uH_yGL9jieo6eq6rgKGww5a2uWsFM6GhLjmfu-4
【森林火災支援ワッペン購入キャンペーン】
◆価格:一枚 500円 + 国内の送料一律180円※
※1枚500円の中にオーストラリアから日本への送料、関税、梱包文具代が含まれます。
余剰が出た場合、全額をこちらの基金への寄付といたします。
◆ご購入連絡先
●ガールスカウト東京都第178団公式フェイスブックページ
https://www.facebook.com/girlscouttokyo178
公式メールアドレス:official@girlscout178.com
●JMS〜Japanese Mature Leaders Say〜フェイスブックページ
https://www.facebook.com/pg/JMSJapanese-Mature-Leaders-Say-1889899064603211/posts/
◆ガールガイドオーストラリア連盟のこのワッペンに関するページ
https://www.girlguides.org.au/australian-bushfire-crisis-badge-available-now/
【活動報告】広島平和派遣
ガールスカウト東京都第178団シニア部門 橘 周子
私は、今年度のガールスカウトの活動として「平和」について取り組みたいと考えていました。
そんな時、調布市が主催する“中学生広島平和派遣”を知り、応募しました。
“中学生広島平和派遣”の内容は、中学生が広島へ行き、原爆の被害を実際に見聞きし、それを多くの人に伝える「ピースメッセンジャー」になる、というものです。
私にとって、この平和派遣はとても重要なものでした。
2019年は終戦から数えて74年目にあたります。
時間が経つと共に、戦争を経験された方もお年を召され、お話を聞ける機会が少なくなっていきます。私たちが大人になるころにはもっと難しくなるのかもしれません。
自分自身が経験したことのない出来事の、ありのままの様子を実際に聞くことができるというのはとても貴重なことだと思います。
今回お話を拝聴したのは、当時の年齢が私たちに近い方でした。
お話を、今でしかわからない視点で聞くことができるかもしれないという思いもありました。
私は小学生の頃、長崎の原爆資料館を一度見学したことがあります。
その時は、展示されている写真や絵が怖く、しっかり見ることができませんでした。
しかし、歴史を勉強し、起きたことが理解できるようになり、もう一度見てみたいと思いました。
なぜなら、長崎の時資料を見られなかったのは、その写真がとても悲惨だったからであり、その悲惨な光景を作り出した戦争を二度と繰り返さないための展示物であることに気がついたからです。
今の平和な暮らしの前には、私たちが想像もできないことがあったのだと、もうあってはならないことだと思い、それを誰かに伝えたいという気持ちを持って広島へ行きました
それではこれから、広島での3日間の貴重な体験を報告します。どうぞお聴きください。

私が“中学生広島平和派遣”の「ピースメッセンジャー」に選ばれ、実際に広島へ行く前に「事前勉強会」というものがありました。
事前勉強会では、原爆の「語り部」の方のお話をうかがいました。
語り部の方のお話によると、当時は中学生もろくに勉強できず学徒動員で工場に行き、危険な作業をしていたそうです。
私たちも生まれる時代が違えばそうなっていたと考えると、これは私たちが今真剣に向き合わなくてはならない問題なのだと思いました。

その思いを抱えて広島に行き、最初に見学したのは原爆資料館でした。
様々な展示物の中に、遺品とそのエピソードがあり、それがとても記憶に残っています。原爆が落ちる直前まで、広島の人々は普通の生活を送っていたのです。
遺品の中には、10歳にもならない子どもたちのものもたくさんあり、ご両親の思いを考えると、やるせない気持ちになりました。



翌日、見学をしに行ったのは似島(にのしま)です。そもそも似島自体を知らなかった私は、被爆者がこの島に一万人以上も逃げてきたと聞き、とても驚きました。
そして、逃げてきた人々の看病をしたのは島にいた少年でした。
手記によると、たくさんの死体の処理など、辛い仕事もあったようです。
中学生がそんなことをする世の中は二度と来て欲しくないと強く思いました。



最終日、私たちは広島平和記念公園にある「原爆の子の像」に折り鶴を納めに行きました。
近づいてみると、そこにはすでにたくさんの鶴が納められており、平和に対する思いはみな一つなのだと感じました。


広島での3日間を通して、私はたくさんの遺構を見ました。
現在の広島の街並みはとても綺麗でしたが、74年前には信じられないようなことが起きていたのだと、二度と起こしてはならないのだと改めて感じることができました。
一度平穏が崩れてしまえば、自分も74年前の人々と同じ目にあうかもしれない、と、原爆や戦争の身近さを感じました。
そして同時に、この平和は私たちが支えていかないといけないものだ、ということを、ぜひ同世代の人にも理解して欲しいと思いました。
平和を考えることは、これから未来を創る私たちに必要なことだと思います。今後も活動を続けていきたいです。
最後に、今回私がこのような多くのことを学ぶことができたのは、両親や市の方々の支援あってのことです。
今後、私が平和を訴える活動に取り組むことによってお礼できたら、と思います。
本当にありがとうございました。
ガールスカウト東京都第178団では、COVID-19(通称コロナウィルス)への対応として、2月23日(日)よりすべての団活動を中止することになりました。
3月は、ガールスカウト活動の1年の集大成である「活動発表会」を行う予定で、こども達もそれに向けた準備を進めてまいりました。
ほんとうに残念なことではありますが、こども達の健康と今後の未来のためにも、ご理解のほど、なにとぞよろしくお願いいたします。
※178団では活動の体験・見学を随時行っておりますが、体験・見学についても3月は見合わせております。次年度についての体験・見学については、随時こちらのHPで情報を更新いたしますので、ご参照いただきますようよろしくお願いいたします。