今年度のガールスカウト東京都第178団の活動は、入団式・フライアップ式・巣立式から幕をあけました。
今年度の新入団はブラウニーが3名、ジュニアが2名の計5名です。
また、幼稚園年長さんのテンダー部門からのフライアップが1名加わって、賑やかな入団式・フライアップ式となりました。

この春巣立ちをむかえるレンジャーによる団旗入場です

ブラウニー。「やくそく」と「おきて」を大きな声で唱えられました

ジュニアは一年間の活動によって得られたバッジを授与されました

新入団のジュニア2名。茶色のチーフをリーダーから与えられます

テンダー部門(幼稚園年長)からブラウニー部門(一年生~三年生)にフライアップしました! ピカピカのブラウニーです!

シニア(中学生)を卒業して、レンジャー(高校生)へ。団を引っ張る存在へフライアップです

今期巣立ちを迎えるレンジャーの巣立ちの言葉。「私がガールスカウトを続けて一番良かったことは、自分を好きになれて、みんなと仲良くなれたことです」
ガールスカウト東京都第178団では、5月20日(日)午前10:00より、見学体験会『ガールスカウトといっしょに遊ぼう』というイベントを開催します。
このイベントでは、5歳~小学3年生までの女子児童の参加を募集しています。
ガールスカウトと一緒に、自然の中で身体をいっぱいに動かしてみませんか?
★★178団では幼稚園・保育園の年長さん~小学3年生までを募集しています★★
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ご応募締め切りました。
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詳細は以下のとおりです。(クリックで拡大します)
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ガールスカウト東京都第178団の活動の、一年の締めくくりは「活動発表会」です。
一年間の活動を振りかえり、それぞれがどんなことを経験し、どんなことを感じたのかを発表する「活動発表会」。
テンダーからシニアまで、それぞれがこの一年で得た経験はどんなものだったでしょうか?

ブラウニーのパトロールリーダー。役目をしっかり果たしました
最初の発表はテンダーとブラウニーです。
この一年の活動を、「遊んだ」「作った」「キャンプ」の三つに分けて、その中から二つ「楽しかったこと」をそれぞれ絵に描きました。

「わたしが楽しかったのは、料理を作ったことです」
ジュニアは模造紙に活動レポートをまとめ、丁寧に発表してくれました。

ジュニアは車いす介助の経験をレポートしてくれました
シニアは、経済バッジ取得のバザー出店の活動と、東京都連の発表会で行った「よさこい」を披露してくれました。

調布市のフリーマーケットで手作りのシュシュを販売した体験を発表してくれました

よさこい、カッコよかったね!
途中にゲームやレクリエーションを挟みながらの和やかな活動発表会でした。
また来年度にむけて、がんばっていこうね!
毎年2月22日はガールスカウトにとって特別な日、ワールドシンキングディです。
ガールスカウトの創始者であるベーデン=ポウエル夫妻の誕生日を祝って、世界中のガールスカウトがこの日に様々な活動をしています。
178団は、今年も2月22日にいちばん近い日曜日にワールドシンキングディの活動を行いました。
毎年「世界の様々な文化を知る」「世界のガールスカウトの活動を知る」「世界のガールスカウトとつながる」ことをテーマに楽しく活動しています。
今年は、海外体験を持つ保護者のお2人に、それぞれの国の文化や言葉のお話をしていただきました。
まずはじめに、「ベルギー」に住んでいたお母様からお話をうかがいました。

ベルギーでは、北と南で話す言葉が違うそうです
同じ国の中でも、北部はオランダ語が公用語で、南部はフランス語が公用語のベルギー。同じ場所もオランダ語とフランス語でまったく違った地名になるので、北から南に行こうとすると迷ってしまう、というお話でした。
また、歩いて国境を越えられるしパスポートもいらないんですよ、という、ヨーロッパならではのお話も興味深いものでした。
次に、「グアテマラ」出身のお母様からお話をうかがいました。

まず、グアテマラの国旗の意味を教えてもらいました
グアテマラ国旗の両側の水色は「太平洋と大西洋の海」を、中の白色は「平和と純粋さ」を表しているそうです。
戦争が続いていたグアテマラが独立し、平和を手に入れた年に作られた国旗には、独立した年と自由の象徴の鳥「ケツァール」が描かれています。
国旗の意味をうかがい、次にグアテマラの素敵な織物を見せていただきました。
どれも緻密で美しく、色鮮やかで見とれてしまうほど! とっても素敵でした!
また、グアテマラの主食のとうもろこしのトルティーヤのお話や、公用語のスペイン語も教えていただきました。
「やあ!」
¡Hola!(オラ)
「こんにちは」
Buenas tardes.(ブエナス タルデス)
「ありがとう」
Gracias.(グラシアス)
など、みんな練習して言えるようになりました!
世界のお話の後は、楽しいガールスカウトゲームの時間です。
「ガールスカウトかるた」では、ワールドセンターに関するクイズかるたで盛り上がりました。

さて、サンガムはどの国にあるでしょう? 早いもの勝ちです!
「ガールスカウトすごろく」では、ブラウニーが作ったすごろくに、4組がサイコロを振って挑みました。

日本から出発して、世界各地のワールドセンターを回って日本に戻ってくる、「ガールスカウトすごろく」です
「インドでカレーを食べ過ぎた! お腹を壊して3つもどる」など、ブラウニーが考えたすごろくはユーモアたっぷりであちこちから笑いがおこっていました。
今年のシンキングディも、みんな楽しく過ごせましたね!
1月14日の活動は、全部門合同で「走り方教室」を行いました。
場所は、仙川にある「桐朋女子中・高等学校グラウンド」です。
桐朋学園のご厚意で、広いグラウンドを使わせていただくことができました。
どうもありがとうございました!
今回の「走り方教室」では、ロンドンオリンピック400mハードルの 舘野哲也選手 に来ていただき、ご指導をいただきました。

中学生以上の男子のハードルの高さって91cmあるって知ってましたか?
約1m位あるそのハードルを軽く飛び越えていく姿を見せていただきました。間近で見て驚きました。
スカウトもハードルなしで一緒に走りましたが、ハンディキャップをもらっていてもハードルをしている舘野選手の早さに勝てませんでした。
それでも中学生の陸上部の子たちはなかなか頑張ってましたよ。

スタートのフォームをよく見て、ダッシュの仕方を学びます
少ない時間でしたが、早く走れるようになるための練習をたくさん教えていただき、教わる前より早く走れるようになった子たちがたくさんいたと思います。
今年の運動会や体育祭でいい結果がでるように、今後もスカウトたちに練習してもらいたいです。

シニア全員にサインをいただきました。ありがとうございました
舘野選手、教えていただき本当にありがとうございました。
あけましておめでとうございます。
178団の今年初めの活動は、初詣でした。幼稚園年長から中学生までの4部門で、『世田谷八幡宮』『豪徳寺』『松陰神社』へ行ってきました。
なにより今回のメインはスカウトたちが見たかった豪徳寺のたくさんの招き猫。

ずらりと並んだ招き猫です!
白い招き猫の中に金の招き猫があり、それを見つけてさらに喜んでました。また、お寺にいた観光案内のボランティアさんにお寺の中に隠れた木彫りの猫たちを教えてもらい、それを探しては歓声をあげていました。

松陰神社は少々遠かったのですが、気づけば短時間で当初降りた駅より3つ先の駅まで歩いていました。特に小さなテンダー(年長)ブラウニー(小1~小3)がよく頑張って歩きました。

吉田松陰先生の像を拝見してきました
きっと今年はたくさんのご利益があるのではないでしょうか。
本年も当団をよろしくお願いいたします。
178団の2017年最後の活動は、毎年12月に行っているユニセフ募金でした。
毎年、調布以外の場所で行っているユニセフ募金。
今年は新宿駅周辺ということで、調布の駅で集合して京王線に乗って新宿へ向かいました。
新宿に着いたら二手に分かれ、ジュニア・シニアが南口高島屋前、ブラウニーは新宿駅の構内で募金活動を行いました。

ユニセフ募金にご協力お願いします! と大きな声を出して呼びかけました

終了後、ユニセフの方から表彰状をいただきました
年の瀬の慌ただしい中、多くの方々から募金をいただきました。
みなさまどうもありがとうございました。
12月17日のブラウニーの活動は「クリスマスクッキング」。
メニューは「ロールサンドツリー」と「薪ラスク」と「野菜スープ」です。
8枚切りの食パンの耳を切って、耳部分は油でカリカリに焼いてラスクに。
パンの方は持ち寄った好みの具材をくるくる巻いてラップでくるみ、ロールサンドにします。
ロールサンドは切って「切り株」に見立て、それを積み上げてツリーにして飾る。という手はずでしたが……

う~~ん。なかなか積むのが難しい!

こうやって積んで、トマト、星型に切ったにんじん、ブロッコリーを飾り付けて…
柔らかくてすぐに倒れてしまうロールサンドに苦戦しながらも、なんとかツリー風(?)に仕上げました! がんばりました!

出来上がったらすぐに食べます! いただきま~す!
タマネギのみじん切りに涙を流しながら作った野菜スープも美味しかったね!
11月19日は、178団の見学・体験会『親子でエコ・クッキング』を行いました。
『親子でエコ・クッキング』は、ペットボトルで発酵させたピザ生地を「段ボールオーブン」で焼き、電気もガスも使わない料理を体験する会です。
当日はブラウニー・テンダーの親子と、お手伝いのシニア、見学の方、総勢26組の参加で賑わいました。

まず、ペットボトルの中に水、サラダ油、ドライイースト、塩、砂糖、小麦粉を入れます

ピザ生地を入れたペットボトルをひたすらシェイク!シェイク!!

シェイクしたペットボトルを新聞紙にくるんで保温します

新聞紙にくるんだペットボトルを風呂敷で背中にくくりつけます。江戸時代の旅人みたい!

ペットボトルを背中に入れて、40分ほど思いっきり身体を動かしました! 発酵したかな??

発酵した生地がニョロニョロ出てきました!

生地を伸ばして丸くします

ソースとチーズとトッピングを乗せて…

段ボールオーブンで焼きます!

段ボールオーブンの中の温度は220度。ふっくらこんがり焼けました!

ピザを美味しく食べて、いっぱいおしゃべりして、最後は友情の輪です
ペットボトルに入れた生地を背中に貼り付けて発酵させ、炭とタンボールでピザを焼きました。
便利なガスやオーブンを使わなくても、美味しく温かい料理ができることを体験できたようです。
ブラウニーもテンダーも、ピザ生地発酵させるために寒い公園で汗を流すほど運動しました。
身体を動かして、楽しかったね! ピザは美味しかったね!
ガールスカウト東京都第178団のシニアです。
私たちは今年度、経済のバッジ取得の為に活動してきました。
経済のバッジ取得の為の課題は、商品の生産・販売を通して、経済の仕組みを学ぶことです。
この課題を選んだ理由は、生産・販売の一連の流れを全て自分たちで行い、利益を生み出してみたかったからです。
まずはじめに、5月頃の集会で、何を作ってバザーで売るかを決めました。
そこで、私たちでも簡単にでき大人から子供まで需要のありそうなシュシュに決定しました。
次に6月中旬頃、シュシュの材料を集めるために、保護者の方々に手紙を出しました。
その結果、全てをシュシュにできないほどの、たくさんの布の寄付がありました。
9月から、いよいよ本格的にシュシュを作り始めました。
布を切るところから縫い上げる作業まで、全て手作業で行いました。
終わらなかった分は、各自家に持ち帰って作業してもらい、最終的に25個のシュシュが完成しました。直前の集会では、シュシュがたくさん売れるようにするにはどうすればいいのかを皆で相談しました。
風船をつけて目立たせる等の様々な意見が出ましたが、シュシュはボードにディスプレイして、価格は100円均一ということに決まりました。

メインのシュシュは、ダンボールで作ったボードにヒモをつけ、クリップでつるし見やすく飾りました。その他、家から持ち寄ったおもちゃや本なども、お客さんが手に取りやすいように並べました。

心をこめて作った商品には愛着があり、100円では安すぎるのでは?と、思いましたが、お客さんは少しでも安く商品を購入したいので、値段の交渉をされることが多かったです。
中には、手作りをしたことを知った方が、「お気持ち」と言ってお心遣いをくださいました。この時は、努力が報われたな・・・と思い、とても嬉しかったです。

皆で協力してがんばった甲斐があり、約9,000円の売り上げでした。
今回、おきてにある「私は時間と資源をたいせつに使います」という項目を守ることが出来ました。
シュシュを作る時には、限られた時間を有効に使うために、役割分担をして時間短縮をしたり、シュシュの布やボードのダンボールなども、使わなくなったものを活用しました。
また、生産・販売の両方を経験したことで、商品を作ってから売るまでの様々な努力を感じる事が出来ました。特に、どうすればお客さんに手にとってもらえるかという工夫を考えるのが大変でした。
お客さんの好みはそれぞれなので、答えがないことに自分なりに取り組めたのが良かったです。
バザーをやってみて、お金の大切さも同時に学ぶことが出来たので、これからの生活でも経験を活かし、考えて行動していきたいと思いました。