ガールスカウト東京都第178団のシニアです。
私たちは今年度、経済のバッジ取得の為に活動してきました。
経済のバッジ取得の為の課題は、商品の生産・販売を通して、経済の仕組みを学ぶことです。
この課題を選んだ理由は、生産・販売の一連の流れを全て自分たちで行い、利益を生み出してみたかったからです。
まずはじめに、5月頃の集会で、何を作ってバザーで売るかを決めました。
そこで、私たちでも簡単にでき大人から子供まで需要のありそうなシュシュに決定しました。
次に6月中旬頃、シュシュの材料を集めるために、保護者の方々に手紙を出しました。
その結果、全てをシュシュにできないほどの、たくさんの布の寄付がありました。
9月から、いよいよ本格的にシュシュを作り始めました。
布を切るところから縫い上げる作業まで、全て手作業で行いました。
終わらなかった分は、各自家に持ち帰って作業してもらい、最終的に25個のシュシュが完成しました。直前の集会では、シュシュがたくさん売れるようにするにはどうすればいいのかを皆で相談しました。
風船をつけて目立たせる等の様々な意見が出ましたが、シュシュはボードにディスプレイして、価格は100円均一ということに決まりました。
メインのシュシュは、ダンボールで作ったボードにヒモをつけ、クリップでつるし見やすく飾りました。その他、家から持ち寄ったおもちゃや本なども、お客さんが手に取りやすいように並べました。
心をこめて作った商品には愛着があり、100円では安すぎるのでは?と、思いましたが、お客さんは少しでも安く商品を購入したいので、値段の交渉をされることが多かったです。
中には、手作りをしたことを知った方が、「お気持ち」と言ってお心遣いをくださいました。この時は、努力が報われたな・・・と思い、とても嬉しかったです。
皆で協力してがんばった甲斐があり、約9,000円の売り上げでした。
今回、おきてにある「私は時間と資源をたいせつに使います」という項目を守ることが出来ました。
シュシュを作る時には、限られた時間を有効に使うために、役割分担をして時間短縮をしたり、シュシュの布やボードのダンボールなども、使わなくなったものを活用しました。
また、生産・販売の両方を経験したことで、商品を作ってから売るまでの様々な努力を感じる事が出来ました。特に、どうすればお客さんに手にとってもらえるかという工夫を考えるのが大変でした。
お客さんの好みはそれぞれなので、答えがないことに自分なりに取り組めたのが良かったです。
バザーをやってみて、お金の大切さも同時に学ぶことが出来たので、これからの生活でも経験を活かし、考えて行動していきたいと思いました。
8月6日(日)~8月9日(水)、檜原村の「キャンピングガーデン・モク」にて、178団の夏キャンプを行いました。
例年は貸し切りバスでキャンプ地へ向かっていましたが、今年は都内ということで、電車と路線バスを乗り継いで行ってきました。
駅で集合して電車を乗り継いでの旅。ブラウニーは自分の身体ほどある大きな荷物を背負って歩きました。
乗り換え時は整列して、通行の妨げにならないように
キャンプ地に到着。開所式をしておにぎりを食べたら、すぐに設営です
ジュニアはテント建て
ブラウニーはパトロール旗を作ります
キャンピングガーデン・モクは、竹林に囲まれたキャンプ場、ということで、パトロール名は「竹パトロール」になりました。
テント建てが終わったら、竹を使ったクラフトを。ブラウニーは竹ぽっくり、ジュニアとシニアは竹のテーブルを作りました。
竹ぽっくり、うまく歩けるかな?
のこぎりの使い方も上手になりました
竹のテーブル作り。みんなで協力して完成しました
二日目は都民の森をハイキング。三頭大滝をつり橋の上から眺めました。
眺めのいいハイキングコースを歩きます
朝は快晴で暑かったのに、昼からはだんだん天気が怪しくなり、お昼前には本降りに。ハイキングを早めに切り上げ、木工クラフトコーナーに移動して「木のキーホルダー作り」に挑戦しました。
型をとって電動ノコギリを上手に動かします
キャンプ地に戻ってきた夕方からは、ゲリラ豪雨のように雨が激しくなり、急きょテントからロッジへ移動しての食事作り。狭い場所でぎゅうぎゅうになりながらの食事でしたが、それもキャンプならではの体験ができたのではないでしょうか。
3日目の午前中まで降っていた雨も、昼には止んで太陽が顔を出しました。そこで2日目にできなかった沢遊びに行くことに。
沢は山からの湧き水。とっても冷たくて気持ちよかったです!
沢遊びのあとは流しそうめん。シニアが切った竹で作りました。美味しかったね!
夜はキャンプファイヤー。ブラウニーのスタンツ、とってもよく出来ました!
最終日は、テント撤収と閉所式をして、日本の滝百選にもなっている「払沢の滝」を見に行きました。
雨上がりの蒸し暑い日でしたが、滝の近くに行くと、とても涼しくて空気が澄んでいて、ここにいつまでも居たい!と、みんなが声を揃えていました。
滝の前でパチリ
今年のキャンプは、途中で雨に降られたものの、計画していたプログラムをすべて行うことができました。
またシニアの参加が多く、ブラウニーもジュニアもお姉さんたちを頼りにしていたようです。
またひとつガールの思い出が増えたキャンプでしたね。
4月16日に、ガールスカウト東京都第178団の入団式・フライアップ式・巣立式が行われました。
今年の入団式はブラウニーが3名、ジュニアが2名。
フライアップはブラウニーからジュニアが4名。ジュニアからシニアが5名です。
そして、レンジャー1名が巣立っていきました。
天気は快晴。新たな年度を迎えるセレモニーに、ガールスカウト達は引き締まった表情を見せていました。
ブラウニーバッジを授与。がんばった証ですね
ジュニアもキリリと
ブラウニーの新入団。「おきて」のクイズに正解したら仲間です
お見事! 「おきて」の穴埋めが完成しました!
ブラウニーからジュニアへのフライアップ。サイコロクイズに正解したら、ジュニアになれます
ジュニアからシニアへ。これからは、下の子達にいろいろな事を教える立場となります
ホロリとさせるレンジャーの巣立ちの言葉を聞いて、後継のシニア達も感じるところがあったようです。
今年もたくさんの体験ができますように。みんなでガールスカウトを盛り上げていきましょうね!
3月12日(日)の午前は、178団の一年の活動の締めくくりとなる「活動報告会」が行われました。
各部門で、この一年間どんな活動をしたのかを、資料にまとめたり、絵に描いたり、また歌やお芝居で表現したり…。
それぞれの部門らしく趣向を凝らした報告が行われました。
シニア部門の報告ではパソコンを使ってプロジェクターでプレゼンしたり、現物を持ち込んで体験を加えてみたりと、工夫あふれる発表でした。
「食の安全」をテーマに、ファストフードのフライドポテトを持ってきたシニア。実際に匂いを嗅いだりしながら、説得力のある発表をしていました
ジュニアは模造紙に資料をまとめ、一人一人の発表です
「6年生のつどい」の発表では、最後に「目指せ! パーフェクト・シニア!」で締めました
ブラウニーはキャンプや活動でいつも歌う歌や踊りを披露しました
これは「台湾のバナナ」の踊りです。けっこう難しいよ!
みんな、楽しかった一年の活動を振り返りながら、しっかり発表できました。
178団全員、よくがんばったで賞! ですね。
1月20日にたづくりでシニア・レンジャー部門の活動がありました。
1月20日の活動は3月に行われる「活動報告会」に向けて準備をしました。
「活動報告会」は1年間の活動を部門ごとに発表する会で、今回シニア部門はキャンプとギャザリングなどについて報告をします。それを模造紙に書きました。
今回はシニア部門になって初めての活動報告会なので、みんなにわかりやすく伝えるために工夫をして頑張ります。
12月11日に渋谷駅へ、ユニセフの募金活動に行って来ました。
毎年恒例のこのユニセフ募金。
寒い中ではありましたが、スカウトの「ユニセフ募金にご協力お願いします!」という大きな声が響き渡っていました。
中には「私もガールスカウトやってました!頑張って下さい!」という先輩のお姉さんからの嬉しい応援も。
無事募金活動が終了し、ユニセフ協会の方から表彰状をいただきました。
声が枯れるまで頑張ったスカウトのみなさんお疲れ様でした。
そして、募金にご協力いただいたみな様、本当にありがとうございました!!
12月11日の渋谷でのユニセフ募金の後、中学生(シニア部門)で渋谷と六本木のイルミネーションを見に行って来ました。
渋谷の「青の洞窟」は代々木公園のケヤキ並木で開催しています。
青の洞窟は2年ぶりに復活しました。
2016年11月22日~2017年1月9日まで開催しています。
とても綺麗で本当に洞窟にいる気分でした。
皆さんも行ってみて下さい。
六本木では「ミッドタウン・クリスマス 2016」が開催されています。
その中のスターライトガーデンは宇宙空間を表現していて、約18万個の光の粒と上空約100mに届く光の柱が幻想的です。
2016年11月15日~12月25日まで開催しています。
サーチライトがとても綺麗で感動しました。
六本木のガレリア1Fでは「ツリーシャワー」が「サンタツリー」に変身。たくさんのサンタさんが並んでいます。
開催期間は2016年11月11日~12月26日までです。
たくさんサンタさんがいて可愛かったです。
都会にすごく綺麗な場所があって感動しました。まだ行っていないところがたくさんあるので行ってみたいです。
10月30日(日)は、ガールスカウト東京都第121団との交流会を行いました。
墨田区のスカイツリー近くから、はるばる調布の深大寺かに山キャンプ場まで来ていただいた121団と一緒に、野外料理やゲームで楽しい一日を過ごしました。
朝の9時半にそれぞれの団がかに山に全員集合。
初対面の時は少し緊張した面持ちでしたが、自己紹介や得意ソングの披露をするうちに、お互いの団に興味津々になったようです。
開会式の後の自己紹介タイム。それぞれの十八番ソングを披露しました
自己紹介の後は、各部門に分かれてのプログラム。ブラウニーはゲームとハロウィンにちなんだ「ファッションショー」です。
ブラウニーは、かに山の広場いっぱいを使ったゲームで、思いっきり体を動かしました
新聞紙で作ったハロウィンの衣装。かに山の葉っぱやどんぐりで飾りをつけました
ジュニアは野外料理です。121団と178団の混成チームで、火おこしと調理を行います
ジュニアの野外料理のメニューは「焼き芋」と「ジップロックパンケーキ」です。「火おこし班」と「焼き芋班」と「パンケーキ班」に分かれて同時に作業開始です!
焼き芋班は濡れた新聞紙でさつま芋を包みます。水が冷たい!と言いながら協力して包んでいきます
「ジップロックパンケーキ」は、ホットケーキミックスを使って作ります。卵と牛乳を混ぜましょう!
種ができたらジップロックに入れてしっかり封をします。こぼさないで!
種を入れたジップロックを、沸騰したお湯で加熱します。蒸しパンのようなお味かな?
新聞紙とアルミホイルで包んださつま芋も、お鍋と一緒に火にくべて…
ジップロックパンケーキが出来ました! メープルシロップをかけてみんなでいただきます!
焼き芋も、少し焦げちゃったけど美味しいね!
深大寺を散策していたシニアも戻ってきて、パンケーキと焼き芋に舌鼓を打っていました
お昼ご飯の後は、全部門揃ってのゲームです。指令カードを読んで、かに山に隠された「宝」を探すミッションゲームでは、カードの謎説きにみんなで頭をひねりました。
宝探しがんばろう! 急な階段ではブラウニーのパトロールリーダーが手を取って案内していました
じゃんけんリレーで全員走る!走る!
じゃんけんリレーで体を動かしたら、最後は大きな輪になっての「T・I・R・O」(キャンプファイヤーなどで肩を組んで踊る歌)です。
輪が大きすぎて足が届かない!
そのまま、最後の「友情の輪」になりました
緑がいっぱいの深大寺かに山キャンプ場で、野外料理をして、思いっきり体を動かして、友情を深めることもできました。
朝早くからはるばるお越しいただいた121団の皆さま、本当にありがとうございました!
ガールスカウト東京都第178団の今年の夏キャンプは、山梨県の四尾連湖で行いました。
調布からバスで2時間半ほどで、山の中腹の静かな四尾連湖に到着。美しい湖のほとりで、ブラウニーは舎営、ジュニアとシニア・レンジャーはテントを建ててキャンプ場設営をしました。
まずはバスから降ろした荷物を、キャンプ場まで運びます。四尾連湖水明荘の入り口から、湖の対岸のキャンプ地までは500mほど。湖の外周をぐるりと周ってテントや炊工具を運びました。
湖を眺めながら歩いて荷物を運びました
ブラウニーも一輪車でよいしょ! 重い荷物もなんのその!
荷物を運んだら、お昼のおにぎりを食べてさっそく設営にとりかかります。
6月と7月に練習したテント建て。みんなで声を掛け合って建てます
ジュニアがテントを建てている間、ブラウニーはパトロール旗を作ります
シニア・レンジャーとリーダーで竹のテーブル作りです。角しばりをしっかりと
キャンプ場設営完了です!
設営が完了したら、すぐにジュニアは夕食作りです。1日目の夕食は、山梨県の郷土料理の「ほうとう」でした。
火おこし係と調理係にわかれて手早く。にんじんはスムーズに切れたけど、カボチャが固くて難しい!
ゆでトウモロコシもつけて、1日目の夕食完成です
夕食後は、四尾連湖在住70年(!)の水明荘オーナーの方より「四尾連湖の昔話」をうかがいました。
「四尾連湖、という珍しい名前はどうしてつけられたのですか?」「どんな魚が住んでいるのですか?」などの質問に、ひとつひとつ丁寧にお答えいただきました。どうもありがとうございました!
昔は電気もガスも水道もなかった、という話にみんなが驚いていました
キャンプ2日目の朝食は、ご飯、みそ汁、納豆、野沢菜漬け。「これぞ日本の朝食」というメニューです。
ジュニアはご飯の炊き方が上手になりました
わかめとお麩とネギのみそ汁も美味しかった!
午前中はジュニアは竹のクラフト、ブラウニーはお話会に参加しました。竹の食器棚、上手に作れるかな?
午前中に作っておいたおにぎりを食べたら、午後からはいよいよお待ちかねのカヤックです。
しかし、おにぎりを食べている最中に小雨が降りだし、雲がだんだん厚くなってきました。「中止になるかも?」と心配したのですが、天候を見た講師の方のGOサインが出て、いよいよカヤック体験が始まりました。
雨もなんのその、元気にカヤックを漕いで水鉄砲対決! あちこちで歓声があがっていました
みんなで集まって「せーの」で水鉄砲発射! 全員、とってもイイ顔です!
この日の夜はキャンプファイヤーです。シニア・レンジャーが司会進行役となって、ブラウニーやジュニアを盛り上げました。
点火は、団委員長が武田信玄に扮して「風林火山」の旗を持ったブラウニーと一緒に行いました。
シニア・レンジャーがブラウニー・ジュニアに、たくさんの歌と踊りを伝授しました
スタンツのテーマも「風林火山」。4つのパトロールが「風」「林」「火」「山」をテーマにアイデアいっぱいのスタンツを行いました。
3日目は、早朝登山の予定だったのですが、雨で足元が悪くなったため中止して、湖一周の散策を行いました。静かな湖面を見ながらのスカウツオウン。
午後になって天候が回復してきたので、予定していたおやつ作りとスイカ割りを行いました。
ブラウニーが作ったおやつは「フルーツパンチ」。リンゴやパイナップルを切りました
スイカ割り。「もっと右!」「あと一歩左!」と周囲から声が飛んでいました
翌日から台風が接近する予報が出ていたので、昼前にはテントを畳み荷物を整理していたのですが、夜になっていよいよ上陸が確実な模様になってきました。そこで、水明荘さんのご厚意により駐車場に近いロッジに移動させていただくことになりました。
夜の移動はかなり大変でしたが、おかげで大雨の影響なく撤収作業ができました。
翌朝は、雨風が強くなる中、ロッジの軒下をお借りして閉所式を行いました。そこで、お世話になった水明荘の方に記念の盾をお渡ししました。
湖を散策した時に拾った木の実や木の葉で飾った記念の盾。全員で書いたコメントカードを貼りました
本当にお世話になりました。ありがとうございました!
最後は友達の輪。みんなそれぞれが成長したキャンプでした
帰りのバスは、予定どおり桔梗屋工場見学へ。信玄餅工場を見学して帰途につきました。
帰路は台風上陸中で悪天候の道のりでしたが、みんな元気に調布に帰ってきました。
足元が悪い中お迎えにこられた保護者の方々、どうもありがとうございました。
毎年5月22日は「ガールスカウトの日」といって、全国のガールスカウトが一斉に活動をする日です。
178団が所属する東京都連盟Gブロックでは、各団の活動地域で一斉に「緑の募金」を行いました。
178団では、活動拠点である調布駅前にて募金活動を行いました。
大きな声で「東京に緑を増やしましょう!」と呼び掛け、たくさんの方々に募金のご協力をいただきました
この日の募金の様子は、J:COMの地域ニュースで取り上げていただきました。
全員でカメラに向かって「一緒に活動しませんか?お友達を待ってます!」と呼びかけました。
ガールスカウトの活動がアピールできたかな?