フリーマーケット参加【シニア記者】(11月12日)
ガールスカウト東京都第178団のシニアです。
私たちは今年度、経済のバッジ取得の為に活動してきました。
経済のバッジ取得の為の課題は、商品の生産・販売を通して、経済の仕組みを学ぶことです。
この課題を選んだ理由は、生産・販売の一連の流れを全て自分たちで行い、利益を生み出してみたかったからです。
まずはじめに、5月頃の集会で、何を作ってバザーで売るかを決めました。
そこで、私たちでも簡単にでき大人から子供まで需要のありそうなシュシュに決定しました。
次に6月中旬頃、シュシュの材料を集めるために、保護者の方々に手紙を出しました。
その結果、全てをシュシュにできないほどの、たくさんの布の寄付がありました。
9月から、いよいよ本格的にシュシュを作り始めました。
布を切るところから縫い上げる作業まで、全て手作業で行いました。
終わらなかった分は、各自家に持ち帰って作業してもらい、最終的に25個のシュシュが完成しました。直前の集会では、シュシュがたくさん売れるようにするにはどうすればいいのかを皆で相談しました。
風船をつけて目立たせる等の様々な意見が出ましたが、シュシュはボードにディスプレイして、価格は100円均一ということに決まりました。
メインのシュシュは、ダンボールで作ったボードにヒモをつけ、クリップでつるし見やすく飾りました。その他、家から持ち寄ったおもちゃや本なども、お客さんが手に取りやすいように並べました。
心をこめて作った商品には愛着があり、100円では安すぎるのでは?と、思いましたが、お客さんは少しでも安く商品を購入したいので、値段の交渉をされることが多かったです。
中には、手作りをしたことを知った方が、「お気持ち」と言ってお心遣いをくださいました。この時は、努力が報われたな・・・と思い、とても嬉しかったです。
皆で協力してがんばった甲斐があり、約9,000円の売り上げでした。
今回、おきてにある「私は時間と資源をたいせつに使います」という項目を守ることが出来ました。
シュシュを作る時には、限られた時間を有効に使うために、役割分担をして時間短縮をしたり、シュシュの布やボードのダンボールなども、使わなくなったものを活用しました。
また、生産・販売の両方を経験したことで、商品を作ってから売るまでの様々な努力を感じる事が出来ました。特に、どうすればお客さんに手にとってもらえるかという工夫を考えるのが大変でした。
お客さんの好みはそれぞれなので、答えがないことに自分なりに取り組めたのが良かったです。
バザーをやってみて、お金の大切さも同時に学ぶことが出来たので、これからの生活でも経験を活かし、考えて行動していきたいと思いました。
コメントを残す