10月26日 スカウトたちの優しさにふれた日 ~お金のたび〜(ブラウニー)
今日のブラウニー部門(小学1~3年生)の活動は、お金について学ぶ、「お金のたび」。
前半は、日々の暮らしでどのような事にお金が必要なのか、実際のお金をじっくりとみて観察して、その後クイズ形式で、お金について普段はスルーしてしまうようなことを、じっくりと学びました。
後半は、お買い物ゲーム(カレーゲーム)をしました。
「野菜たっぷりの甘口シーフードカレー」を作ることを目標に、1800円の予算を使って、疑似のお買い物をして、カレーに必要なお買い物を予算内で購入することが出来ました。
お昼前でお腹がすいていたので、スカウトの買った食材で出来上がったシーフードカレーを想像すると、さらにお腹がすいてきました。
活動2時間の中で、お金について沢山学ぶことが出来ました。
「お金は、私たちの暮らしを豊かにしてくれて、幸せな気持ちにしてくれるものとの交換である」そんな気づきが生まれました。
活動中、感動する出来事がありました。
バッチブックを順番に読む場面で、あるスカウトが「読みたくない」と言ってストップしてしまいました。 理由を聞いてみると、「学校では怒られるから読む。ここでは読みたくない。」とのこと。
その気持ちに寄り添っていたとき、別のスカウトが「じゃあ、心で読むっていうのはどう?」と提案してくれました。
みんなの同意のもと、「せーの!」の掛け声で、心で読む時間が始まりました。 その場にいたスカウトたちが、静かに心で読んでいたことが伝わってきて、「心で読んでたね!」となんとも優しい空気に包まれました。
その瞬間、胸がじんわりとあたたかくなり、子どもたちの中に、こんなにも豊かな優しさが育っていることに、とても感動しました。
「読みたくない」と言ったスカウトも、その後の活動にはしっかり参加してくれました。 自分の思いが受け止められ、安心感を得ることで、次の挑戦につながるきっかけになったのではないかと思います。
「一見ネガティブに見えることも、みんなの知恵や思いやりによって、前向きな成長の種になる。」そんなことを改めて感じました。
私たちリーダーも、子どもたちを支えながら、逆に支えてもらい、日々成長させていただいています。 みんなの優しさにふれて、心がぽかぽかになった一日でした。 次の活動も楽しみにしてるよ。また会おうね!


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ガールスカウトの活動は、子どもたちの「非認知能力」―自分で考える力、協調性、思いやりなど―を育む、目には見えないけれど一生ものの学びの場です。
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